リフォームをすると税金が戻ってくる各種の制度があります。紹介するのは所得税の控除、固定資産税の減額、贈与税非課税の特例の3つ。自分の資金の使い方に応じて使える制度が違ってくるので覚えておきましょう。なお、いずれの制度も利用するには一定の要件を満たさなければならないことに注意してください。
税金を戻すには税務署に申告する必要があります。
申告期限に遅れないように気をつけましょう。
令和 4年の申告時期について
住宅ローンを利用して、増築や省エネ、バリアフリーリフォームなど、100万円を超えるリフォーム工事をした場合には、住宅ローン減税の対象になります。
入居した年から10年間、ローン残高の1.0%が所得税額から控除されます。所得税から控除しきれない分は住民税からも一部控除が受けられます。
新築住宅の場合は、建築確認済証を取得したり、工事の完了時の工事完了検査に合格しないと住宅ローンが下りなかったりと使い道を提示することが容易ですが、リフォームの場合、住宅の工事に使いましたという証明が必要になります。
「住宅ローン」のお金を住宅の工事に使いましたよ。というのを証明するのが
増改築等工事証明書になるのです。